集客は継続してこそ効果がある!

ビジネスに終わりはありません。店舗を維持していくこと、事業を継続させること、さらには発展させることが必要です。一度足を止めてしまえば、その瞬間に一気に売り上げは落ち、事業は衰退し、自分のたちの給与の保証はなくなります。常にかかる経費を補い、さらに原資を確保するためにはずっと「売り続ける」必要があるのです。それは簡単なことではありません。同じユーザーに同じものを売り続けることは、業種によっては難しいのです。
化粧品や健康食品になど、一部のジャンルであれば同じものを継続購入するリピーターを確保することが前提になりますが、それも「未来永劫」というわけではないのです。新商品が出てきたり、同様の効果が見込める他社商品など、様々な要因で顧客は流動します。それを繋ぎとめる努力、そして新規のリピーターを確保する努力は永遠に続くのです。「次がある」ということは、何度もチャンスがあるということです。ひとつの施策が失敗しても、事業はそれでは終わりません。次があからこそ試行錯誤が出来るのです。次があるということは、一度の失敗の原因をしっかりとつかんでおく必要があります。成功した要因も、失敗した用品も、等しく掴んでおく必要があるのです。ただ同じことを繰り返しても意味がありません。結果が下回ることはあっても、上回ることはないのです。創意工夫や試行錯誤をやめた瞬間に、成長がとまります。成長しないビジネスには意味はありません。意味がないことを続けることは、ただの時間の無駄になります。自分の給料でさえ、上がりません。ただただ漫然と仕事をしていればいいというのでは意味がありません。担当者としての見識、能力、スキルを成長させない限り、発展はありえないのです。だから、給与も今のままです。
販促は、工夫ひとつで実績が大きく変わる可能性を秘めています。その工夫ひとつで、反応率が1%変わるだけで、大きく売り上げに差がつくこともあるのです。それを理解していれば、同じ施策、同じクリエイティブをずっと続けるなどということはありえません。工夫して売り上げが伸びるのであれば、考えても考え足りないほどです。すべての販促担当者はそのような責任を背負っています。その責任は、裏を返せばやりがいでもあります。「目標に達しているので現状維持」などということは子どものいうことです。さらに上を目指すことがビジネスにとっては当たり前なのに、それを怠る。それでは社会人失格です。どのようにすればさらに売れるのか、どのようにすれば費用対効果が上がるのか、それを考えなければ意味がありません。自分で考えることのできる人材が、今の世の中には求められています。整然とお膳立てしてくれるような上司は、もうどこにもいません。売り上げを追求することが販促担当者としての責任であり、販促を行うための資格なのです。常に向上心を持って、売り続けること。それがあなたに課せられた使命でもあるのです。